施術計画と来院ペース
当院では、初期集中期、健康回復期、健康維持期という3段階に分けた計画を提案しております。
この中で特に重要視しているのが初期集中期です。
大部分の患者様は強い痛みや慢性的な症状を抱えて来院されます。
痛みは骨格の歪みや何らかの原因により神経圧迫が生じ、患部に炎症を引き起こしている状態のため、神経圧迫の解放によって症状の緩和と脱却を目指していかなくてはならないのです。
それには初期集中期においての施術間隔が非常に重要となります。
初期集中期のプランとしては、
頻度は週1回~3回の来院、経過観察期間は1~3カ月を想定しています。
※身体及び骨格の状態、症状の重症度により個人差があります。
上記はあくまで目安としてご理解ください。
上記の図を見てお判りのように、
慢性的な痛みや症状というものは、1回では除ききれません。
それは、これまでの長期間にかけて骨格の歪みと筋肉系の固着が慢性化しているからです。歪みの悪い癖が常態化してしまっているため、1回の施術である程度の緩和自体は出ますが、安定性は出ません。さらにこれからの仕事や日常生活などの避けられない姿勢や使用頻度など、いわゆるコスト(環境下による身体負荷)もその悪い癖を復元しようとします。
つまり、痛みや症状の改善を目指すということは、歪みの癖だけでなく、そのコストという存在も無視することができません。よって、それを考慮した上で改善を目指すには、どうしても回数と時間が必要とります。
例えば、急にダイエットをしても急に痩せたりはしません。
身体が効率良く脂肪を燃焼できる状態になって発揮するものであり、
それにはやはり(継続)回数と時間が必要になります。
以上のことから早い回復を目指すためにも、この初期集中期は非常に重要な意味を持つのです。
※初期集中期後のプランに関しては、患者様に継続意思を確認の上、
ご提示させて頂きます。あくまで推奨あり、強制ではありません。