カイロプラクティックについて

カイロプラクティックとは

カイロプラクティックというと骨を鳴らすイメージが強いですが本来は脳と神経の専門家です。
神経は、脳と体のすべての器官をつないでいるものであり、体のすべての機能をコントロールしています。
神経を介して脳と体のサイクルが正常であれば、怪我をしても自然に治癒することもでき、外の環境が変化してもその環境に適応するように体はプログラムされています。
疾患・病気は習慣づけてしまった結果であり、ご自身の原因を取り除くには習慣づけてる姿勢・動作を見つめなおす必要があります。
当院ではご自身のライフスタイルに取り入れてカイロプラクティックケアをされている患者さんがほとんどです。
症状が出ても出てなくても皆さんの環境によってご自身の身体にシグナルが現れます。症状は単なる危険信号シグナルに過ぎません。
また症状が出るのをただ待つのは慢性化をつくり症状より強くさせます。
健康管理はご自身しかできません。遺伝・老化現象と言われ、あきらめている方はたくさんおられると思います。
最善の方法は神経の流れを正常に戻していくことです。
身体の全ては神経でコントロールされています。重力や外力から守るためにS字が必要となります。
内臓系や脳とすべては骨が守ります。精神的な症状を神経圧迫はかかわります。
これからは予防医療になっていきます。実際、予防や自己管理される方が多いです。
当院での多くの患者さんが予防治療されています。
手術やお薬に頼る前に自分自身で治せたらこれ以上のことはありません。
カイロプラクティックはあなた自身の健康を支え丈夫な身体にしていくために必要な予防治療です。
ご家族みなさんでカイロプラクティックをうけることをお勧めします。
体には偉大な力が備わっていて、生まれた時から健康になるすべを知っているのです。
カイロプラクティックでは、一人ひとりの体に起きている根本原因を明確にして、本来持っている力を最大限に発揮することを目的としています。

サブラクセーションとは

サブラクセーションとは

サブラクセーションとは、神経による脳と身体のつながりに異常が起こっていることを意味しています。
身体に異常が発生した時、その情報は神経を通じて脳に送られます。その情報を元に脳は瞬時に対処してくれます。しかし、サブラクセーションがあると、脳は正確に身体の状態を把握することが出来ないのです。その結果、様々な身体機能に異常をきたします。サブラクセーションが適切な処置を受けずに放置されると、ドミノが倒れるように連鎖反応で、体内のあらゆる部分に悪影響を及ぼします。

WHO 健康の定義

健康とは病気や虚弱でないというだけではなく、身体の体力値が高く、知的には適切教育を受け、社会的(家族、地域社会、職場)には豊かな人間関係があり、精神的健康・社会的健康・身体的健康のバランスがとれた状態というものだといえるでしょう。
健康とは、身体の全てのシステムの調和がとれている状態です。
人の身体には、自己治癒能力が備わっています。
例えば、怪我をした部位が自然に治っていくように、身体全体に影響を与えています。神経系は人の身体にすべてのシステムとつながっていて、身体は自分自身で回復していきます。

神経の動き

脊骨の中にある神経は、健康を維持するために重要な役割が主に3つあります。

1つ目は『感覚神経』

見る、聞く、触る、味わう、嗅ぐといった
五感の情報を脳に伝達する働きがあります。

2つ目は『運動神経』

体を動かすための様々な筋肉へ指令を伝えます。

3つ目は『自律神経』

心臓の拍動や、胃腸の運動のように私たちの意思とは無関係に体の働きをコントロールしています。

この3つの神経で体をコントロールしているので痛み(感覚神経)があるかないかで治療しているのは繰り返し慢性化をつくります。

カイロプラクティックケアの三段階

当院では、初期集中期、健康回復期、健康維持期という3段階に分けたケアを提案しております。
初めて来院されたほとんどの患者さんは初期集中期になります。
この段階では、サブラクセーションが原因で脳と体のつながりが妨害されている状態であるため、集中的にケアを行います。

この初期集中期の目安で患者さんに定期的集中的にケアを行います。この治療間隔が不定期ケアになってしまうと、脳と身体のつながりの妨害が解放できず、初期集中期の意味が無くなってしまいます。初期集中期の期間で定期的にケアできなければ治療を中止する場合もあります。
治療計画をしっかり立てて、脳と身体にスイッチを入れるために患者さん自身の協力が必要です。治す力はこの初期集中期間で目覚めます。あなた自身のレントゲンのくせを確認して目安を確認します。初期集中期目安は骨の状態・椎間板の状態をみて目安を確認します。

レントゲンの重要性

レントゲンの画像は、皆さんがどのような環境でどのような生活をしてきたのか教えてくれます。
姿勢の癖や、サブラクセーションがどれくらい放置されたか分析することが可能となります。
レントゲンの画像を評価することで、サブラクセーションの正確な位置の特定、そしてサブラクセーションがどの段階であるか分析し、ケアの段階を決めていきます。
当院ではレントゲンを撮っていただき、患者さん一人一人のケアプランを作成します。そして約1年~1年半後に再度レントゲンを撮り、背骨のカーブが本来の正常なカーブ(理想となる脊椎)にどれほど近づいているか分析します。

カイロプラクティックとは健康のためのケアである


身体をケアするということとは自分自身に意識を向けることであり、あなたの人生において大事なことを教えてくれています。
カイロプラクティックケアを受けることは、意識を自分の身体に向けることであり、身体の声を聞くことなのです。あなたはその声を聞くことで本当の意味での人生、そして健康を手に入れることが出来るのです。

Q&A

Q.どのくらい通院しなければなりませんか?1回では治りませんか?
A. あなたの健康上の問題が「どのくらい長く続いていたか」によって、かかる時間も違ってきます。
症状や痛みという「からだからの危険信号」を、ずっと薬などで一時的に緩和していた方、あきらめて何年もそのままにしてきた方は、問題の原因を長期に放置していたことになります。
そのように慢性化し、長い時間が経過した問題は、たった1回の治療で完治できるものではありません。
「痛くなくなった」「楽になった」というのは、一時的に「おさまった」だけで「治った」ことではありません。
「健康=100%身体が機能している状態」になるためには、時間をかけて少しずつ努力していくことが大切です。
Q.なぜ初期集中ケアは、週2回、3回と詰めて通うのですか?
A.カイロプラクティックを始めると、からだは修復へ向けてどんどん変化していきます。
一方、脳はそれまでの偏った姿勢、からだの使い方を覚えているため、その悪い状態に戻ろうともします。
そのため間隔を空けてしまうと、せっかくケアを受けても身体が元の状態に戻り、修復を遅らせてしまうことになります。
特に初期修復ケア期間は、身体を正しい方向へ修復するための基礎をつくる重要な期間になりますので、頻度を高くして通っていただいています。
Q.痛みや症状が無い場合も、院長の指示した頻度で通わないといけませんか?
A. カイロプラクティックを受ける一番の目的は、健康な状態を目指しライフスタイル向上させていくことです。
生活の一部としてカイロプラクティックを受けることが、日々のベストコンディション維持に繋がります。
また、痛くなくなった、楽になったというのは、「一時的におさまった」だけで「治った」ことではありません。
痛みや症状の出たときだけ受けるのでは、根本治療にはならないのです。
Q.カイロプラクティックケアの時に「ポキッ」と音が鳴るのはなぜですか?
A.「ポキッ」という音は、炭酸飲料のふたを開けるときに「プシュッ」と鳴る原理と同じで、背骨の関節が正しい位置に戻るときに、関節の中に溜まったガスが抜ける音です。
サブラクセーション(神経の流れが乱れている状態)がおきている部分は、関節の正常な機能が損なわれているため動きにくくなっています。
関節が動きにくくなると関節内にガスが溜まるので、動かした際にポキッと音が鳴るのはガスが抜けて音がするのです。
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